デイサービスから生まれた認知症予防動画

年齢を重ねるにつれ、注意力や判断力など認知機能の低下を感じることがあります。

2017年の道路交通法改正では、75歳以上の高齢者が免許更新の際には認知機能検査の受検が必須となりました。

交通手段が乏しいような地方では、車の運転ができなくなれば、家に引きこもりがちとなり、体力が衰えてしまう、ということもあります。

デイサービスに来られる方でも、免許返納はまだしたくない、という方が多くいらっしゃいます。

知の種|デイサービスから生まれた認知症予防動画

人間の脳は鍛えることで認知機能向上が可能だそうです。

そこで、脳を活性化させるために、適度な体操と脳トレを実施してもらい、その脳トレの中でも、利用者さんからの要望と人気が高かったものを動画にしました。

紙ベースで個人で作業ではなく、モニタに映して大勢で声に出しながら実施することで、より楽しく、視覚的・聴覚的な刺激を受けながらの脳トレとなりました。

当社で作成・使用している動画を公開しますので、ぜひ皆様もご利用いただき、さらによくするためのフィードバックをお待ちしています!

認知症は身近な問題??

認知症とは、何かの病気で脳の細胞が壊れてしまったり、働きが悪くなったりしたために様々な障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状態を指します。
皆さんは認知症にどのようなイメージをもたれていますか?

「私には関係ない」

「○○さんは認知症だよね」

と他人事のように考えている方が多いのではないでしょうか。

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確かに1990年ごろの日本では、認知症高齢者は約70万人程度でしたので、特別なものと考えても良いでしょう。

しかし、現在は約500万人まで増加し、団塊の世代が75歳以上となる2025年には約700万人になると予想されています。

以前は「痴呆」や「ぼけ」と呼ばれていましたが、2004年に「認知症」という呼び方に変わりました。

なぜ、呼び方を変えたか知っていますか?

それは痴呆やぼけという呼び方に差別的なニュアンスがあったからです。

もちろん差別的な呼び方というのは良くありません。

しかし、言い方を変えれば認知症は特別なものではなく、身近な問題になってきているという事です。

この文章を読んだ方には、誰にでも認知症のリスクがあるということをご理解いただけたのではないでしょうか。

認知症と物忘れは似て非なるもの

誰でも年齢とともに、もの覚えが悪くなったり、人の名前が思い出せなくなったりします。

こうした「もの忘れ」は脳の老化によるものです。

しかし、認知症は「もの忘れ」とは違います。

 

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簡単に認知症ともの忘れの違いについてご紹介します。

もの忘れは【脳の老化】であり、認知症は【脳細胞の破壊】です。

大事なのは、本人に自覚があるかどうかという事と日常生活に支障をきたすかどうかという事です。

「最近もの忘れが多くなってね、歳かしら」

と言葉にする高齢者を目にすることがあると思いますが、この場合は、本人がもの忘れを自覚しており、忘れるものが一部であるため、日常生活に支障をきたすことは少ないでしょう。

しかし、認知症の方は「私は朝ご飯を食べていない」「ここはどこ?」「あなたは誰?」のようにその一部ではなく、全てを忘れてしまうために日常生活に支障をきたしてしまいます。

また、このことを自覚していないために意見を訂正すると「なんでそんなこと言うの?」「私をバカにしているの?」のように怒り出してしまうことも多いと思います。

このように認知症ともの忘れには大きな違いがあります。

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