S子の体験談~山間部で進む老老介護とその地域課題


みなさん、こんにちは!

編集部のS子です!

 

先日、ようやく薄っすら積もるほどの雪が降りました。

こうも降らないと、猛暑や水不足など夏が心配になりますね・・・。

 

 

雪といえば…

私がデイサービスで働いていたころ…。

田舎のデイサービスで、雪が多かった12月。

 

ある朝、認知症のおばあさん(Aさん)の家に送迎で迎えに行きました。

 

Aさんの家は、本当に山の奥で、その日も雪が多く家にたどり着くのも大変なほどでした。

 

 

S子の体験談~山間部で進む老老介護とその地域課題

 

 

いつものように、

 

「おはようございます!お迎えに上がりました!」

 

と玄関に入ると、Aさんがいないではないですか。

 

ご主人と二人暮らしでしたが、ご主人はAさんの認知症状に大変困っておられました。

Aさんは何でも口に入れてしまう、「異食行動」があり、冷蔵庫も炊飯器も、南京錠で鍵をかけて対処しておられるほど症状は重く、介護保険のサービスも様々利用しておられました。

 

そんなAさんがいないではないですか。

家の中は姿がなく…

ご主人と二人で外の雪に目をやる私達・・・・。

 

「まさか、この大雪のなか…外に…。」

 

山の奥で、民家もなし。

山…山…山…の場所なのに、どうしよう…。

 

 

とにかく探しに行かなければ!

と雪をかき分けながら走り出す私。

 

 

と、ふと雪の中を通路のように通った形跡が…。

 

後を追ってみると…

発見!!!!

 

「Aさん!!!!」

 

と声をかけると、

なんと、木に残っていた柿を食べておられました。

 

S子の体験談~山間部で進む老老介護とその地域課題

 

ふぅ~と安堵したことを今でも忘れません。

 

 

Aさんは「あんたもたべる?」と。

 

無事だったのと、拍子抜けしたのと、可愛らしさで思わず笑ってしまいました。

 

 

しかし、今回は、雪が降っていたからこそ、すぐに発見できましたが、

何も無ければ、探すことにも手間取っていたかもしれません。

最悪な事態ももしかするとあったかもしれません。

 

そして、こうして重度の認知症の介護をしているご主人。

 

「老老介護」でもあり、周りのサポートの必要性を改めて感じました。

 

また、山間部で近隣との接触が希薄化している地域ならではの問題、「地域課題」も見えたように感じました。

 

これは10年以上も前の私の体験話でしたが、今の福祉業界では、誰もが支え合う地域の構築など「地域課題」が取り上げられるようになっています。

 

 

S子の体験談~山間部で進む老老介護とその地域課題

 

そういった情報を収集しながら、私生活にいかせていけたらと思うこの頃。

 

そして、自分自身、認知症予や介護予防をしながら、心身ともに活き活きと過ごせるよう心がけることも大切ですね。

 

S子の体験談~山間部で進む老老介護とその地域課題

 


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