認知症予防と日記

認知症予防と日記

 

認知症になる前段階で落ちる脳機能を集中的に鍛えることは、発症を遅らせるための効果的な方法であるということが分かっています。

 

認知症という病気に至る前の段階では、通常の老化とは異なる認知機能の低下がみられます。

この時期に最初に低下する認知機能が、

1.エピソード記憶

2.注意分割機能

3.計画力

だそうです。

これらを意識して重点的に使い、その機能を鍛えることで認知機能の低下を予防します。

 

今回はその中でも、エピソード記憶の鍛え方に関して書いていきます。

 

 

体験を思い出すことから始める

認知症予防と日記

 

エピソード記憶とは、体験したことを記憶として思い出すことです。

・朝ごはんは何を食べた、

・コンビニで何を買った、

・昨日は誰と会った

などですね。

 

そこでこのエピソード記憶を鍛える方法の一つとして

「日記を書く」

ことの効果をご紹介します。

 

 

日記を書いて記憶力アップ

認知症予防と日記

 

認知症予防として最近注目されているのが、日記をつけることです。

 

日記をつけるために、日々の生活を記憶するために脳が非常に活性化されるそうです。

本屋さんや文房具店では、大人の日記としてコーナーがあるほどです。

 

以下の書籍はいつからでも気軽に始められる日記として、1日に数行書くことからスタートします。

 

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効く!認知症予防脳活日記 [ 清水啓子 ]
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日記だけではなく、認知症に関する医学的な知識も書かれていて認知症予防として日記を開始するのにはうってつけの書籍と思います。

 

 

日記は書くネタが…と三日坊主になりがち

毎日日記を書き続けることは大変なことです。

2週間継続できたら習慣化する、と言われますが、その2週間の継続すら難しいことです。

これは私自身も経験したことですが、書く内容がない、と思い込んでしまうのです。

 

そこで、私が日記を書き続けるためにしたことを紹介しますね。

 

大切なのは、何を書くか、を明確にしておくこと。

 

外に出ずに1日家でゆっくりしていたからネタがない、などできない言い訳はいくらでもできます。

 

そこで、毎日の天気やニュースなどネタに困らないことを芯にします。

そして、そのときの感情を書くのです。

 

例えば、この記事を書いている2020年2月11日のニュースでは、ノムさんこと野村克也さんが他界したことでした。

この野村克也さんが他界したことに関する感情を書いていくだけでも、立派な日記となるのです。

 

次は、どこ(何)に書こう、などと媒体に悩む方もいると思います。

 

スマホのアプリでも日記が書けるものがありますし、もちろん日記帳に書くのもいいかも知れません。

認知症予防と日記

 

どんな形であろうと毎日継続することが認知症予防となり、エピソード記憶の訓練となるのです。

 

知の種の動画のコメント欄を活用して日記を書いても構いません。

知の種の動画は毎日6時と18時には必ず更新しています。

その時間帯に何をしていたのか、を書き込んでいくだけでも日記になりますよ。

 

今後は知の種のサイト内に日記機能も実装していくことも検討しています。

何事も毎日の積み重ねが大切、とは言いますが、毎日できる環境作りも大切ですね。

 

知の種では記憶を鍛える記憶問題もありますので、コメント欄を日記として活用いただいてもOKですよ!!

 

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